秋田木工による剣持勇デザインのスタッキングスツールです。
- 商品ID : 27217
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- 使用感などは写真掲載の通り
サイズ(単位mm)
- 幅407 奥行き355 高さ440
*若干の誤差は御了承下さい。
主な素材 合成皮革、ブナ材
秋田木工による剣持勇デザインのスタッキングスツールです。
「ジャパニーズ・モダンの巨匠」と称される剣持勇デザイン スタッキングスツール。このスツールは1958年、銀座松屋で催された「アパート生活展」に出品され、1990年までには生産台数が100万脚を超え、長 く人々に愛用され続けています。塑性が大きくて繊維質が長いため、曲げ木に最適といわれるブナ材を使用し、シンプルな美しさと機能性を兼ね備えて います。都市生活向けの家具として設計され、省スペース化を実現するため、スタッキングが可能になっていて、何段にも積み重ねても場所を取りませ ん。どこか懐かしさを誘う名作です。
秋田木工 AKIMOKU
秋田曲木は1911年、秋田県雄勝郡で創業された日本唯一の曲木家具専門ブランドです。1930年代には曲木製自動車ハンドルや曲木製こたつを実用新案として登録しています。1950〜60年代には剣持勇デザインのスタッキングスツール、福田友美デザインのハーフアームチェア、柳宗理デザインの曲木鏡などを発表して曲木家具の高い技術を発揮しています。
剣持勇 Kenmochi Isamu (1912-1971)
1932年に東京高等工芸学校木材工芸科を卒業し、商工省工芸指導所に入所して以来、一貫して日本のデザイン界において指導的な立場に立って牽引し続けた。指導所時代には、来日したブルーノ・タウトの薫陶を得て、モダン・デザインの実践に邁進し、家具の規格化などに大きな成果をあげた。1955年に独立してデザイン事務所を構え、折から日本の戦後建築がモダニズムの興隆を迎えるなかで、丹下健三、佐藤武夫、前川国男、芦原義信らとの共同作業を通じ、建築空間に独自の個性を発揮していった。