北欧デンマーク製、Fritz Hansen社による、巨匠アルネ・ヤコブセン(Arne Emil Jacobsen)デザインの、ヴィンテージ 3本脚アントチェアです。
- 商品ID : 27321
- 無料査定も承ります
- 使用感などは写真掲載の通り
サイズ(単位mm)
- 幅510 奥行き480 高さ780 座高440
*若干の誤差は御了承下さい。
主な素材 ラッカーブラック
現行品販売価格 81000円
北欧デンマーク製、Fritz Hansen社による、巨匠アルネ・ヤコブセン(Arne Emil Jacobsen)デザインの、ヴィンテージ 3本脚アントチェアです。
腰のくびれたシルエットからアリンコチェアという名称でも親しまれており 3本脚+人の2本足で計5本脚として安定感のある機能を満たすという独特のコンセプトをもとにデザインされました。実際に座ると椅子の前脚が中央にあるため、 人の足が椅子の脚に触れずとても快適です。国内で流通しているアントチェアの殆どが4本脚ですが、ヤコブセンにより最初にデザインされたのがこの3本脚のアントチェア。オリジナルのコンセプトに忠実なアントチェアの本来の姿と言えます。
フリッツ・ハンセン Fritz Hansen
北欧モダンデザインを象徴するデンマークの家具ブランド、フリッツ・ハンセン。1872年、25歳の家具職人フリッツ・ハンセンがコペンハーゲンで家具部材のメーカーを創業したことから、その歴史は始まります。1885年にオリジナル家具の製造会社を設立し、1887年には市内中心部に製作所を開設。高い技術力により、高品質な家具メーカーとしての評価を確立していきました。1899年には息子のクリスチャン・E・ハンセンが事業を継承し、クリスチャンボー城や国会議事堂、市庁舎など、国家的なプロジェクトを多数手がけるようになります。1920年代には新素材や生産技術の導入を進め、1930年代にはスチームによるブナ材の曲げ木技術を確立。曲げ木家具の分野で世界をリードする存在となりました。アルネ・ヤコブセン、ポール・ケアホルム、ハンス・J・ウェグナー、ヴィコ・マジストレッティらとの協業により、多くの歴史的名作を発表。中でも、1952年発表の「アリンコチェア」、1958年の「エッグチェア」「スワンチェア」は北欧家具の価値を世界に広めた代表作です。緻密な製造技術と革新性を併せ持ち、現代の工業化された家具製造のパイオニアとも言える存在。家具史において欠かせないブランドとして、今もなお世界中で愛され続けています。