松本民芸家具による#80型朝鮮棚IIです。
- 商品ID : 28864
- 無料査定も承ります
- 使用感などは写真掲載の通り
サイズ(単位mm)
- 幅605 奥行き350 高さ927
- 棚間 高さ255
*若干の誤差は御了承下さい。
主な素材 ミズメ桜
松本民芸家具による#80型朝鮮棚IIです。
繊細にして十分な強度を持つ構造と研ぎ澄まされたデザイン。棚サン、柱などその仕口には伝統的な組手を使って組み上げています。剣先留柄接(ケンサキトメホゾツギ)という丁寧な加工は剣の先を思わせる尖った縁取りの仕業で見た目の美しさだけでなく強度を高める効果があります。使い込むほどに美しさと味わいが増すミズメザクラの鮮やかな木目と虎斑、硬質な木肌。職人の匠の技による丁寧な仕事が成された確りとした頑丈なつくりは何世代にも渡り使い続ける事が出来ます。民族性と用の美を備えた民芸家具は一貫したデザインで調和が取れるのでトータル家具として買い増しがし易いのも魅力です。
使い込むほどに美しさと味わいが増すミズメザクラの鮮やかな木目と硬質な木肌が印象的な姿見。脚元に施された透かし彫りがアクセントとなった和洋折衷のデザインが魅力的です。フレームや脚の組接ぎに、古くから和家具の産地であった松本の職人ならではの確かな手仕事が伺えます。
ミズメザクラ 水目桜・梓
桜に似た樹皮から水目桜と呼ばれますが桜の類とは関係なくカバノキ科の落葉高木です。梓弓の材料になっていたことから梓とも呼ばれています。虎杢と呼ばれる虎の紋様を思わせる杢が特徴。山奥に散在しており家具に使われる200年~300年の歳月を経たミズメザクラは入手困難であり、非常に堅いため加工には熟練の技術を要しますが、美しい木肌を持ちながら狂いがおきにくく粘り強いという非常に優れた特性から百木の長と詠われ、最高級の家具材として重宝されています。