民芸家具の名門、松本民芸家具による"A型皿棚"です。
松本民芸によって18世紀の英国製家具から忠実に習作した飾棚。ジャコビアン様式の特徴ある面を忠実に再現し。金具は全て手作りの真鍮(本真鍮)を使用しています。
- 商品ID : 29036
- 無料査定も承ります
- 使用感などは写真掲載の通り
サイズ(単位mm)
- 幅1540 奥行き340/450 高さ2030(1210+820)
- 引出内寸 幅255/425 奥行き350 高さ65
*若干の誤差は御了承下さい。
主な素材 ミズメザクラ無垢材
定価1,252,800円(税込)
*鍵付きです。
*上台と下台は分解して発送致します。
*上台両サイドの扉:経年の木の伸縮により、鍵を掛けていない場合少し開いた状態です。(詳細画像:一番最後参照)
民芸家具の名門、松本民芸家具による"A型皿棚"です。
松本民芸によって18世紀の英国製家具から忠実に習作した飾棚。ジャコビアン様式の特徴ある面を忠実に再現し。金具は全て手作りの真鍮(本真鍮)を使用しています。
最高級の和家具材ミズメザクラを用い、職人の手仕事で造られる最高級の民芸家具です。落ち着いた民芸色の色合いに用の美を感じさせる上品な意匠、松本民芸家具をルーツとする各社の民芸家具と共通性をもったデザインですのでトータル家具として買い増しの際も調和が取れます。
使い込むほどに美しさと味わいが増すミズメザクラの鮮やかな木目と硬質な木肌が印象的な姿見。脚元に施された透かし彫りがアクセントとなった和洋折衷のデザインが魅力的です。フレームや脚の組接ぎに、古くから和家具の産地であった松本の職人ならではの確かな手仕事が伺えます。
柳宗悦
バタフライスツールを代表作とする世界的デザイナー柳宗理の父であり日本を代表する工芸作家 柳宗理が現館長を勤める日本民藝館の初代館長。
バーナード・リーチ
イギリスの陶芸家。 幼時を日本で過ごし、1909年に再来日。 白樺派の人々と交流を結び、 6代目尾形乾山に入門し作陶を学びます。 東洋陶磁とイギリスの伝統を融合させた独自の作風で知られています。
ミズメザクラ 水目桜・梓
桜に似た樹皮から水目桜と呼ばれますが桜の類とは関係なくカバノキ科の落葉高木です。梓弓の材料になっていたことから梓とも呼ばれています。虎杢と呼ばれる虎の紋様を思わせる杢が特徴。山奥に散在しており家具に使われる200年~300年の歳月を経たミズメザクラは入手困難であり、非常に堅いため加工には熟練の技術を要しますが、美しい木肌を持ちながら狂いがおきにくく粘り強いという非常に優れた特性から百木の長と詠われ、最高級の家具材として重宝されています。
ジャコビアン様式
イギリスのジェームズ1世時代頃の建築工芸様式。先のエリザベス様式との連続性が強く、垂直性を強調したゴシックモチーフと過剰ともいえる古代古典の装飾要素が混在する。箱物家具にはデンタルコーニスと呼ばれる上置きのせり出しやフィールデットパネルと呼ばれるはめ込み式の面材を幾何学的に使用したものが多い。脚物家具では、ねじり棒型挽物細工(バーリーシュガーツイスト)や丸型の脚の多用が一際特徴的。