デンマークJ.L. Moller社(ジェイエルモラー)による、Niels O.Moller(ニールス O ミュラー)デザイン No.83チェア 2脚セットです。
- 商品ID : 29859
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- 使用感などは写真掲載の通り
サイズ(単位mm)
- 幅500 奥行き500 高さ790 座高460
*若干の誤差は御了承下さい。
主な素材 チーク材
参考価格2脚256,000~264,000円(張り地ランクによって異なる)
デンマークJ.L. Moller社(ジェイエルモラー)による、Niels O.Moller(ニールス O ミュラー)デザイン No.83チェア 2脚セットです。
木を綺麗に削り出して作った丸みを帯びながらも先端に向かって細くなっていく美しい脚と、座枠を厚くする事によって可能になった貫を付けないデザインが特徴的です。無垢材を削ったフレームは機械工程によって削り出されていますが、最後の仕上げは家具職人の手によって丁寧に仕上げられており、高い接合技術によって継ぎ目がほとんど目立たず、木の質感と風合いを感じる事が出来ます。
座板から伸びる4本脚には旧来の椅子のような補強用の貫がなく、非常にスッキリした印象を受けます。構成する部材はいずれもギリギリの細さまでシェイプされており、一見繊細な構造に見えますが実際にはとても頑丈で強度的な不安を感じさせません。軽量かつ頑丈で美しい外観をもつダイニングチェアとして完璧な素質を備えたJ.L. Mollerの一連のチェアは、発表当時世界中の家具メーカーがその美しさに驚嘆し、その構造の秘密を知るために工場に持ち帰り分解したという逸話があります。
Niels O.Moller ニールス O ミュラー
1939年、指物技術工の資格を得る。1944年から自身の製作工場を持ち、かつデザイナーとして活躍。J.L.モラー社の社長として活躍する。 木材を主とした、落ち着いたデンマーク家具の一面を代表するような作品を製作。職人の手仕事と形態が美しく調和した、くせの無い誰にでも受け入れ られやすい良質の家具の製作を続け、1975年、デンマーク家具製作協会基金フェアー賞受賞。
チーク(本チーク) teak
タイ北部からミャンマー産のチーク材は厳しい環境の中、ゆっくりと油分を蓄えながら育ち、鉄の防腐食作用、耐水、防腐、防虫作用が強く、収縮率が少なく木肌も詰まって美しい為、ブラジリアンローズ、ホンジュラスマホガニーと並ぶ世界三大銘木のひとつとして珍重されてきました。この地域のチーク材は「巻き枯らし」と呼ばれる3~5年をかけて立木のまま水抜きをする特殊な伐採手順を踏んでおり非常に素直な加工に適した木質となっています。また、この手順から(ドライチーク)とも呼ばれています。北欧家具や高級家具の素材として使われてきたチーク材ですが、現在は個体数が激減し極めて稀少価値の高い存在となっております。現在流通するチーク材は人工栽培されたインドネシア、ジャワ産の「インドネシアチーク」が主流になっていますが、成長がはやく若木のうちに伐採されるため、木目の美しさや耐久性に劣ります。