仙台箪笥様式の時代帳場箪笥です。
- 商品ID : 31055
- 無料査定も承ります
- 使用感などは写真掲載の通り
サイズ(単位mm)
- 幅950 奥行き430 高さ885
- 引出内寸
- 1段目 幅870 奥行き350 高さ110
- 2段目 幅265 奥行き350 高さ180
- 3段目 幅870 奥行き350 高さ155
*若干の誤差は御了承下さい。
主な素材 杉材、桐材
*鍵はございません。
*経年の木の伸縮・経年の使用により、割れ・扉のガタツキ等ごさいます。また向かって右側の小扉は閉まらず若干空いたままの状態です。
仙台箪笥様式の時代帳場箪笥です。
仙台箪笥とは宮城県を中心に江戸時代末期に始まり明治・大正・昭和と時代を超えて作り続けられている工芸和家具。素材は主にケヤキや粟と鉄の飾り金具で造られる和家具の代表的なデザイン様式の一つです。
帳場箪笥
江戸時代の頃より支払いのやり取りをしたり帳簿をつける帳場、現代でいうところのレジスペースにおいて使われていた箪笥が帳場箪笥です。商いのための書類や印鑑、金銭を入れる金庫としての用途とお店の経済力を象徴する看板としての意味があったため、他の箪笥に比べ装飾にこだわったものが多く、成功した商人それぞれの個性を反映し趣向をこらした面白いものとなっています。
屋久杉
スギ科の針葉樹で、鹿児島県の屋久島に産するもの、特に樹齢三百年以上のものについて言います。材は淡紅ないし褐色で、木理は複雑で美麗。鶉杢(うずらもく)などが現れる。材質が緻密で樹脂分が多く、腐りにくい。このため、樹木の寿命が長いといわれる。延命長寿、家内安全の縁起物として古来より重宝されています。欄間、天井板、衝立、茶棚などに用いられる。薩摩杉、鬼杉とも言われています。屋久杉は1982年に伐採が禁止され、また1993年ユネスコによって世界自然遺産として登録されました。以後、屋久島からの持ち出しは、大幅に制限され原木の入手は極めて困難になっており、その為、屋久杉製品は大変稀少になってまいりました。
桐材
桐はゴマの葉草科で、普通の木材とは違った特徴があります。(防湿効果、抗菌効果 、保温効果 、燃えにくい 、腐食に強い etc)素材の表面が粗いため、吸湿性があります。組織は発泡スチロールのような構造になっており湿度に敏感に反応して、桐の素材自体が膨張したり収縮したりして防湿効果をもたらします。 また、パウロニン、セサミンと云う成分が含まれており、ノミ・ダニなどの虫がつきにくく、抗菌性に優れてます。 発火点は425℃と高く、火災等の際にも桐タンスは耐火機能があります。防腐作用の高いタンニンが含まれるため、長い期間 の使用が可能です。四季 折々気温湿度が変動する日本において最も家具に適している材の一つと言えるでしょう。