イギリスにおいてミッドセンチュリーを代表するブランド G-PLAN(ジープラン)による、Ib Kofod-Larsen(イブ・コフォード・ラーセン)デザイン、ダニッシュ ドレッシングデスクです。
- 商品ID : 32520
- 無料査定も承ります
- 使用感などは写真掲載の通り
サイズ(単位mm)
- 幅 1575 奥行き 510 高さ 1230
- ミラー部分 幅 1525 奥行き 100 高さ 490
- デスク下 幅 565 奥行き 450 高さ 660
*若干の誤差は御了承下さい。
主な素材
- チーク材
- アフロモシア
- ローズウッド
特記事項
- ミラー部、金具に差し込む仕様です
- 脚分解不可
イギリスにおいてミッドセンチュリーを代表するブランド G-PLAN(ジープラン)による、Ib Kofod-Larsen(イブ・コフォード・ラーセン)デザイン、ダニッシュ ドレッシングデスクです。
巨匠 Ib Kofod-Larsen(イブ・コフォード・ラーセン)がデザインした、極希少なダニッシュシリーズのドレッシングデスク。良質なチークとアフロモシアが使用され、繊細なディテールの四角い取っ手はローズウッド製です。同時期のイタリアやアメリカのモダンファニチャーの要素も感じられるすっきりと洗練されたデザイン。直線的でシンプルなデザインは外部だけでなく内部も非常に丁寧に作り込まれており、G-PLAN最上級家具シリーズの名に恥じない特別なオーラを放っています。
本家の北欧家具がイギリスの市場へと進出を始めた1960年代に、危機感を感じたGプランがデンマーク人デザイナーIb Kofod-Larsenを迎えて展開したイギリス生まれのデンマーク家具「Danish」シリーズ。当時のデンマーク家具の象徴であったチーク材を用い、デザイン性と品質に拘ったクラフト感の強い家具シリーズ。こだわりの詰まったクオリティ故に非常に高価であったため流通量が非常に少なく市場でもほとんど見かけることのない幻のGプランシリーズです。
イブ・コフォード・ラーセン Ib Kofod-Larsen (1921-2003)
1950年代における北欧のモダンデザイン第二の黄金期「デーニッシュモダン」を担った一人であり、時流に影響されることなく「木」本来の素材を大切にし、伝統的な家具デザインを昇華させた。デンマークデザインを世界に広めたデザイナー。デンマーク王立美術大学を卒業後、インダストリアルプロダクトおよび工房家具の作品を製作。当時のデンマークの職人の為のコンクール、スネーカーギルドに出品し、スネーカーギルド賞を受賞。その他、HOLMEGAARDSグラスコンペで金賞を獲得するなど、数多くの賞を受賞した。代表作は1956年デンマークキャビネットメーカーズギルド発表のエリザベスチェア。1958年にエリザベス女王とフィリップ王子がコペンハーゲン滞在中に購入されたことで話題になった。その他、『IL-10 イージーチェア』、英国メーカーG-Planの『ダニッシュシリーズ』が代表作。ウェグナーやフィン・ユール、アルネ・ヤコブセンといった巨匠の家具と共に多くの人に親しまれている。
Frescoシリーズのリビングコレクションとして設計されたサーキュラーテーブルと共通性のあるディテールを備えたデザイン。3人掛けソファと相性の良いロングジョンテーブルと呼ばれる横長のテーブルです。天板の中央はガラストップ、天板下にはディスプレイと収納を兼ねたラックを備えた実用性の高いテーブルです。
ローズウッド Rose wood
ローズウッドは丈夫で重く、磨くと美しい光沢がでる木材。高級家具材として使用されています。 指物、唐木細工、象嵌、突き板、ナイフの柄などに使用され、バラの花のような芳香があるためローズウッドの名が付いています。
チーク(本チーク) teak
タイ北部からミャンマー産のチーク材は厳しい環境の中、ゆっくりと油分を蓄えながら育ち、鉄の防腐食作用、耐水、防腐、防虫作用が強く、収縮率が少なく木肌も詰まって美しい為、ブラジリアンローズ、ホンジュラスマホガニーと並ぶ世界三大銘木のひとつとして珍重されてきました。この地域のチーク材は「巻き枯らし」と呼ばれる3~5年をかけて立木のまま水抜きをする特殊な伐採手順を踏んでおり非常に素直な加工に適した木質となっています。また、この手順から(ドライチーク)とも呼ばれています。北欧家具や高級家具の素材として使われてきたチーク材ですが、現在は個体数が激減し極めて稀少価値の高い存在となっております。現在流通するチーク材は人工栽培されたインドネシア、ジャワ産の「インドネシアチーク」が主流になっていますが、成長がはやく若木のうちに伐採されるため、木目の美しさや耐久性に劣ります。