1920年創業、イギリスの老舗家具メーカーERCOL(アーコール)社によるウィンザー ラティスドチェアです。
- 商品ID : 36802
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- 使用感などは写真掲載の通り
サイズ(単位mm)
- 幅 460 奥行き 460 高さ 795 座高 420
*若干の誤差は御了承下さい。
主な素材
- エルム
- ブナ
1920年創業、イギリスの老舗家具メーカーERCOL(アーコール)社によるウィンザー ラティスドチェアです。
アーコール社のチェアの中でも希少性の高い一品。ラティスドチェアとはしなやかに組まれたスピンドルのフォルムが、庭のラティスフェンスに似ていることに因みます。この椅子にはクロスバックチェア、キャンドルメイカーズチェアの別称もあります。また、脚の貫部分までクロスになっていて、優雅なシルエットが際立っています。8本のスポークが座板に差し込まれていますが、その1本ずつの角度も深さも異なっているため、大変難しい作業となりますが、熟達の鮮やかな手仕事が伺えます。笠木部分にはブナの木を弓状に曲げるウィンザーボウーの技術が息づき、エルム材を使った座面も緩やかな座刳りが施されるなど、随所に職人の丁寧な技巧が凝縮した一脚です。
英国でも人気が高い、希少なウィンザー ドレッシングチェスト。ドレッサーとチェストがひとつになった機能的で便利なアイテムです。ミラーを支えるネジが木ネジになっており、細部への高いこだわりが感じられます。チェストの1段目はガラス棚付きで天板の拡張として使用可能。デザイン、機能性、共に申し分のない素晴らしいお品です。
ルシアン・アーコラーニ Lucian Ercolani
1888年イタリアで生まれ、1923年にイギリスの市民権を取得し、アーコール社を設立。イギリスの伝統的なウィンザー様式の家具を製造する傍ら、その伝統を打ち破り新たなウィンザーのデザインと普遍的なモダンデザインに挑戦したアーコール社の創業者。
楡材 エルム材
主に木材として使われているのはハルニレと呼ばれる種類で、エルム材とも呼ばれています。家具材意外にも、食器類、楽器など幅広く使われていま す。 ニレの生育地は北半球の広範囲に分布しており、日本の北海道や中国、樺太、シベリアなどの寒くてかつ土壌の肥沃な地に生育します。 木目の面白さから化粧的価値が高く扱われ、ケヤキの代わりに表面化粧材として使われることもあります。腐りにくく、やや重硬で強靭なため割れにくいのも特 徴です。黄白色から淡褐色、肌目が粗いのでしっとりと優しく柔らかい印象を与えます。