北欧デンマークJ.L.Moller社による、N・Oモラー デザイン No.78 チェアです。
- 商品ID : 41597
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- 使用感などは写真掲載の通り
サイズ(単位mm)
- 幅 480 奥行き 520 高さ 805 座高 460
*若干の誤差は御了承下さい。
主な素材
- チーク材、ファブリック
定価
- 162,800円(税込)
*商品コンディションは詳細画像にて必ずご確認お願いします。
北欧デンマークJ.L.Moller社による、N・Oモラー デザイン No.78 チェアです。
1962年発表のNiels O.Mollerデザイン。滑らかに仕上げられた木肌のディテール、丸みを帯びたエッジラインが質の高さを感じさせてくれます。フレームは機械工程によって削り出されていますが最後の仕上げは家具職人の手によって丁寧に仕上げられており、高い接合技術によって継ぎ目がほとんど目立たず、木の質感と風合いを感じる事が出来ます。
座板から伸びる4本脚には旧来の椅子のような補強用の貫がなく、非常にスッキリした印象を受けます。構成する部材はいずれもギリギリの細さまでシェイプされており、一見繊細な構造に見えますが実際にはとても頑丈で強度的な不安を感じさせません。軽量かつ頑丈で美しい外観をもつダイニングチェアとして完璧な素質を備えたJ.L. Mollerの一連のチェアは、発表当時世界中の家具メーカーがその美しさに驚嘆し、その構造の秘密を知るために工場に持ち帰り分解したという逸話があります。
チーク(本チーク) teak
タイ北部からミャンマー産のチーク材は厳しい環境の中、ゆっくりと油分を蓄えながら育ち、鉄の防腐食作用、耐水、防腐、防虫作用が強く、収縮率が少なく木肌も詰まって美しい為、ブラジリアンローズ、ホンジュラスマホガニーと並ぶ世界三大銘木のひとつとして珍重されてきました。この地域のチーク材は「巻き枯らし」と呼ばれる3~5年をかけて立木のまま水抜きをする特殊な伐採手順を踏んでおり非常に素直な加工に適した木質となっています。また、この手順から(ドライチーク)とも呼ばれています。北欧家具や高級家具の素材として使われてきたチーク材ですが、現在は個体数が激減し極めて稀少価値の高い存在となっております。現在流通するチーク材は人工栽培されたインドネシア、ジャワ産の「インドネシアチーク」が主流になっていますが、成長がはやく若木のうちに伐採されるため、木目の美しさや耐久性に劣ります。