北欧デンマークFritz Hansen(フリッツハンセン)社による 巨匠Arne Emil Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)デザイン、ローズウッド材 アーム付き ヴィンテージ セブンチェア(3207) です。
現行品にはない、ローズウッドモデルの希少なヴィンテージアームチェアです。
- 商品ID : 43597
- 無料査定も承ります
- 使用感などは写真掲載の通り
サイズ(単位mm)
- 幅 630 奥行き 530 高さ 770 座高 440 肘高 655
*若干の誤差は御了承下さい。
主な素材
- ローズウッド
特記事項
- フリッツハンセンシール: 剥がれております
- 商品コンディションは詳細画像にて必ずご確認お願いします
北欧デンマークFritz Hansen(フリッツハンセン)社による 巨匠Arne Emil Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)デザイン、ローズウッド材 アーム付き ヴィンテージ セブンチェア(3207) です。
現行品にはない、ローズウッドモデルの希少なヴィンテージアームチェアです。
「セブンチェア」は、アントチェアから3年の後、1955年にヤコブセンが創出した1脚。デンマークの国民椅子として現在でも、コペンハーゲン空港やデンマークデザインセンターなど多くの公共施設に採用されています。通常は7万回を上限とする強度試験に20万回も耐え、美しさと堅牢性が見事に融合しているデザインとクオリティーの高い逸品です。記憶に残る永遠の曲線美。スチールパイプで支えられた軽快なフォルムはバタフライチェアの愛称を持っております。
フリッツ・ハンセン Fritz Hansen
北欧モダンデザインのアイコン的存在で、数々の名作を産んだデンマークのブランド。25歳の若き家具職人フリッツ・ハンセン は、1872年にコペンハーゲンで家具の部材メーカーを創業します。そして1885年にオリジナル家具の製造会社を設立し、2年後にはコペンハーゲンの中心地に製作所を立ち上げます。その確かな技術により、高品質のメーカーとして評価を高めていきました。1899年、フリッツ・ハンセンの息子であり後継者のクリスチャン・E・ハンセンが事業を引き継ぎます。この頃になると重要なプロジェクトへ関わるようになり、クリスチャンボー城、デンマーク国会議事堂、コペンハーゲン市庁舎など、大規模な建造物の家具を次々に手掛けました。1920年代に入ると新素材や新たな生産技術を積極的に導入していきます。工業メーカーへと大きく成長する中で、クリスチャン・E・ハンセンはスチームによるブナ材の曲げ木を使った実験を開始します。進化を続けた曲げ木の技法は1930年代に確立し、フリッツ・ハンセンはこの分野において世界に先駆ける存在となりました。この時期から、才能豊かな気鋭デザイナーや建築家とコラボレートした家具を製作します。アルネ・ヤコブセン、ポール・ケアーホルム、ハンス・J・ウェグナー、ヴィコ・マジストレッティといった、一流のデザイナーたちとフリッツ・ハンセンの革新的な技術と高いクラフトマンシップが融合し、数多くの歴史的な傑作・名作を残しました。特に、アルネ・ヤコブセンがデザインし1952年に発表した成型合板の椅子アリンコチェア、1958年発表のエッグチェアやスワンチェアは、デンマーク家具の歴史において最大の成功を収めた作品となり、北欧家具の価値を大きく高めました。フリッツ・ハンセンは今日の工業化された製造手法のパイオニアであり、その製造技術の緻密さにも定評があります。家具の歴史を語る上で欠かせない存在であり、今なお愛され続けるビッグブランドです。
ローズウッド Rose wood
ローズウッドは丈夫で重く、磨くと美しい光沢がでる木材。高級家具材として使用されています。 指物、唐木細工、象嵌、突き板、ナイフの柄などに使用され、バラの花のような芳香があるためローズウッドの名が付いています。